虎杖悠仁のプロフィール
名前 | 虎杖悠仁 |
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ふりがな | いたどりゆうじ |
身長 | 約173cm |
体重 | 80kg以上 |
体脂肪率 | 1桁 |
食べ物の好き嫌い | なし(宿儺の指を食べるくらい) |
服装へのこだわり | パーカーが好き…というよりは、色々悩んだ末、結局パーカーにしてしまう |
特技 | 微妙なモノマネレパートリーが多い |
イメージソング | □□□(クチロロ) いつかどこかで |
9mm Parabellum Bullet ハートに火をつけて |
虎杖悠仁の術式
作中に欠かせない戦闘シーン、その肝となるのが術式です。
主人公の虎杖悠仁ですが、術式は使えません。
『チョベリグな術式を身につけたい!』と張り切る彼の発言を受け、呪術高専の担任・五条悟から説明があります。
五条曰く、簡単な式神や結界術は別として、基本的に術式は生まれながら体に刻まれているものだということです。
そのため呪術師の実力で大切なのは才能・・・つまり宿儺の指を取り込んだことで呪力を宿すこととなった虎杖は、呪術師の才能がないということなので、残酷な現実と言えるでしょう。
術式の会得は不可能と分かり、もともと得意だった体術に呪力を上乗せして戦う特訓を始めることに。
しかし、五条には何やら思惑があるようです。
虎杖に術式は使えないと伝えた直後、気になる描写があります。
『今は使えないだけ。そのうち君の体には宿儺の術式が刻まれる』
今後宿儺の術式が刻まれることで、五条が企む展開になっていくのでしょうか。
宿儺の術式
- 解(かい)
通常の斬撃。 - 捌(はち)
呪力差・強度に応じ一太刀で対象を卸す技。 - ■(読み方不明) 開(ふーが)
明確な説明はまだされていません。
作中2回発動しましたが、いずれも炎の術式でした。作者の芥見先生が過去に描いた読み切り作品「NO9(ナンバーナイン)」の中でも登場する技で、箱の中に入れた能力を自在に引き出せる能力であったようです。
虎杖悠仁の呪術師としての階級
呪術師としての実力の基準である階級。
呪術廻戦の世界では、呪霊を祓う際、術師を振り当てる基準にもなる重要なレベル分けとなってきます。
階級を上げるためには他の呪術師の推薦が必要だったり、実際に任務を成功させなければいけない等、ハードルはとても高いようです。
作中ではパンダがそれぞれのキャラクターがどの階級に当てはまるか予想しているシーンもあります。
四級〜特級に当てはまるキャラクターをまとめました。
特級 | 五条 悟(ごじょう さとる) |
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乙骨 憂太(おっこつ ゆうた) | |
九十九 由基(つくも ゆき) | |
一級 | 七海 健人(ななみ けんと) |
冥冥(めいめい) | |
東堂 葵(とうどう あおい) | |
夜蛾 正道(やが まさみち) | |
準一級 | 狗巻 棘(いぬまき とげ) |
加茂 憲紀(かも のりとし) | |
究極 メカ丸(あるてぃめっと めかまる) | |
庵 歌姫(いおり うたひめ) | |
二級 | 伏黒 恵(ふしぐろ めぐみ) |
西宮 桃(にしみや もも) | |
猪野 琢真(いの たくま) | |
灰原 雄(はいばら ゆう) | |
準二級 | パンダ |
三級 | 釘崎 野薔薇(くぎさき のばら) |
禪院 真依(ぜんいん まい) | |
美輪 霞(みわ かすみ) | |
四級 | 禪院 真希(ぜんいん まき) |
悠仁は呪術師として活動してからの期間も短く、階級の明記はされていませんでしたが、36話にて一級術師の東堂・冥冥から一級術師昇格の推薦を受けています。
ちなみにこの時、真希・パンダ、そして同期の伏黒・釘崎も同じように推薦を受けているため、虎杖だけ飛び抜けて実力を評価されているわけではないようです。
虎杖悠仁の異常な身体能力の謎
悠仁といえば、並外れた身体能力がキャラクター特徴の1つといえます。
1話からその異質さは目立っており、やったことのない砲丸投げで体育教師に圧勝してみせたり、50mを3秒で走ると噂される程でした。
呪術師で同期の伏黒恵(ふしぐろめぐみ)も、その身体能力に驚いていたようです。
実は、この異常な身体能力にも秘密があるのではないかと言われています。
その秘密とは、天与呪縛です。
天与呪縛とは、自ら望んだ訳ではなく、生まれながら肉体に強制された縛りのことで、大きな代償を支払う代わりに強大な能力を得られる呪縛です。
例えば、生まれつき身体が不自由である代わりに凄まじい呪力を生み出せる代償を支払う代わりに大きな能力を得られるというようなもの。究極メカ丸(あるてぃめっとめかまる)がこれに当てはまります。
また、呪術高専2年・禪院真希(ぜんいんまき)も天与呪縛を受け、呪力が使えない代わりに並外れた身体能力を授かっています。
悠仁と真希の身体能力を比較する場面も複数あり、伏黒からも『禪院先輩と同じタイプかな?』と評価を得ています。
公式に明記はされていませんが、悠仁も天与呪縛を受けているのではないかという考察が多いです。
虎杖悠仁の存在しない記憶とは?
今、ファンの間で話題になっているのが、悠仁の周囲の人間に現れる存在しない記憶についてです。
これまで作中に2回、悠仁の戦闘中、相手の脳内に『起こったはずのない思い出』が再生されるシーンがあります。
35話 京都姉妹校交流会
京都高専との交流試合中、東堂葵(とうどうあおい)との戦闘にて、悠仁は東堂の圧倒的なパワーを見せつけられます。
その際東堂から好きな女のタイプを聞かれ、悠仁が『尻と身長のでかい女の子』と答えた直後、東堂の頭の中に悠仁との偽りの青春時代の記憶が溢れ出ます。
その結果東堂から一方的に親友扱いされることとなりましたが、この存在しない記憶のおかげで悠仁はひとまず難を逃れることとなったのです。
・106話 渋谷事変
捕獲されてしまった五条を救出するため、奔走する悠仁。
そこに悠仁に弟を殺された脹相(ちょうそう)が現れます。
「弟は最期に何か言い遺したか?」そう脹相が質問した後、死闘が繰り広げられます。
悠仁は健闘しますが、脹相の攻撃に破れてしまいました。
気絶した悠仁に止めを刺そうとした脹相の脳内に、あるはずのない『悠仁を含めた兄弟との団欒の記憶』が浮かび上がります。
その後一転、脹相は悠仁の味方として立ちまわることになるのです。
この2つのシーン、いくつか共通点があります。
- 戦闘中であり、悠仁が劣勢の場面である。
- どちらのシーンも相手が悠仁に質問をしている。
- どちらも最終的に相手が敵から味方へと立場を変えている。
このことから、存在しない記憶とは、悠仁の記憶操作・洗脳系の能力である可能性が高いと言われています。
虎杖悠仁の親・祖父について
悠仁の祖父は1話で亡くなっており、職業等のバックグラウンドは明かされていません。
亡くなる直前、悠仁の両親について話そうとする場面がありますが、悠仁に「死ぬ前にカッコつけようとすんのやめてくんない?」と釘を刺されています。
両親については作中で明言されていませんが、呪術師・加茂憲倫(かものりとし)が絡んでいる可能性が高いとされています。
加茂が作った特級呪物・呪胎九相図(じゅたいくそうず)・・・
それは人間の女性が呪霊に孕まされた結果、堕胎した子供を封じ込めた特級呪物です。
この呪胎九相図の仕組みを利用して加茂が悠仁を作り出したのではないかと、ファンの間で考察が繰り広げられています。
鍵となるシーンがこちら。
2人の戦闘中、大きな傷を負いながらも立ち向かう悠仁に対して加茂が発した一言です。
『我ながら流石と言うべきか、宿儺の器タフだね』
『我ながら』という発言から、加茂が悠仁を作ったとも捉えられますね。
このような描写から、加茂が悠仁の誕生に関わった人物であることは確実と言えます。
虎杖悠仁の本当の正体とは
ジャンプ史上稀に見る謎多き主人公・虎杖悠仁。
その正体とは一体何なのでしょうか。
これまで判明していること・考察されていることをまとめていきたいと思います。
- 術式は『今は』使えない
今後宿儺の術式が刻まれることは、五条の発言からも確実かと思われます。 - 天与呪縛を受けている可能性
天与呪縛を受けている真希と互角以上の身体能力があり、天与呪縛の可能性は十分高いと言えます。 - 宿儺も把握していない悠仁の能力
記憶操作・洗脳系の、悠仁自身の能力である可能性があります。 - 人造人間説
加茂が呪胎九相図を利用して悠仁を造った?
記憶操作の能力が術式である可能性もありますが、術式だとすると五条の『今は術式が使えない』という発言に矛盾が生じます。
しかし、悠仁が他人の記憶を操作できるのだとしたら、五条の記憶を操作することも可能であるため、五条に「悠仁は術式を使えない」と思わせることもできるはずですよね。
これについては作中で明かされるまで闇の中です。
加茂が悠仁を宿儺の器とするため、意図的に造ったとすると、悠仁の正体は
人間と呪霊の子
であるということになります。
今後伏黒や釘崎が、悠仁を呪霊として祓わなければいけない・・・なんていう残酷な展開も考えられるかもしれません。