七海建人のプロフィール
名前 | 七海建人 |
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ふりがな | ななみけんと |
身長 | 184cm |
誕生日 | 7月3日 |
等級 | 1級呪術師 |
好きな食べ物 | パン、アヒージョ |
嫌いな食べ物 | 平麺 |
趣味 | 酒、自炊 |
ストレス | 残業 |
声優 | 津田健次郎 |
七海建人の名前の由来
七海の名前の由来は、『七三分け』です。
七海の髪型は、七三分けで、術式『十劃呪法(とおかくじゅほう)』は、7:3の比率に攻撃を当てれば、クリティカルヒットするといった術式。
髪型と術式が名前の由来になっていると考えられます。
七海建人の声優(アニメ)情報
大人気アニメの呪術廻戦。
数多くのキャラクターの中で、七海の声優キャストを担当しているのが、津田健次郎(つだけんじろう)さんです。
津田健次郎さんは、他のアニメでも多くの声優キャストを担当しています。
- 僕のヒーローアカデミア 治崎廻(オーバーホール)
- テニスの王子様 乾貞治(いぬいさだはる)
- ゴールデンカムイ 尾形百之助(おがたひゃくのすけ)
- 炎炎ノ消防隊(えんえんのしょうぼうたい) ジョーカー
上記以外にも、津田健次郎さんは、数々のアニメ作品の声優キャストとして出演されています。
津田健次郎さんは、声優以外にも俳優やCMのナレーションなど、多方面で活躍されている声優さんです。
声質は独特な低音ボイスで、大人の男性役を演じることが多いと思われます。
七海は、大人の男性で、真面目な性格です。
津田健次郎さんの渋い低音ボイスが非常にあっていますね。
七海建人の呪術師としての等級
七海は1級呪術師です。
七海は高専出身で、9巻76話時点では、2年生でした。
同期である灰原雄(はいばらゆう)が死んだとき、七海は「なんてことない2級呪霊の討伐任務(とうばつにんむ)のハズだったのに」と呟いていることから、学生時代は2級呪術師だったと予想できます。
七海は、一度呪術師を辞め、4年間サラリーマンとして働いていました。
いつ1級呪術師になったのかは不明ですが、黒閃(こくせん)経験があることから、1級呪術師の中でも相当な実力者だと考えられるでしょう。
七海が使う縛りは以下の2つです。
- 時間外労働
- 術式の開示(かいじ)
1つ目の時間外労働は、1日の労働時間(8時間)は呪力を制限しており、8時間を超えると呪力が大幅に上がるといった縛りです。
七海(元サラリーマン)らしい縛りですよね。
2つ目の術式の開示は、己の術式を相手に教えることによって、術式効果を底上げするといった縛りです。
この縛りは、七海の術式と非常に相性が良いと思います。
12巻100話では、呪詛師・重面春太(しげもはるた)に圧倒する七海。
打撃は虎杖悠仁とタメをはると言われているので、かなりパワータイプな呪術師だと思われます。
七海建人の人間性
七海は、サラリーマンとして働いていたこともあり、真面目でしっかりとしている印象です。
母親の祖父がデンマーク人のクォーター。
「なぜ祖父がデンマーク人の設定にしたのでしょうか?」と言う質問に対し、芥見先生は「デンマーク人は福祉(ふくし)がしっかりしているイメージがあるから、七海しっかりしてるし」と答えています。
そのあと「芥見は海外に行った事はありません」と書かれていて、芥見先生らしいと思いました。
七海は作中で「事実に即(そく)し己を律(りっ)する、それが私です」と言っていることから、現実主義者だと思われます。
また呪術師に戻った理由も「同じクソなら、より適性のある方を」と作中で述べていました。
七海は意外と単純なところもありますよね。
作中では、冷たい部分が多々見られますが、仲間思いで情に厚いと思うシーンもたくさんあります。
例えば、12巻99話で補助監督の伊地知潔高(いじちきよたか)が呪詛師・重面春太(しげもはるた)に刺され、倒れ込んでいるのをみた七海が「ナメやがって」と言うシーンです。
七海は、あまり感情を表に出さないタイプの人だと思っていたのですが、怒っている七海が描(えが)かれて驚きました。
七海建人は死亡したのか?
七海は14巻120話で死亡します。
七海を殺したのは真人です。
まず、七海は陀艮(だごん)との戦いで重傷を負います。
七海は陀艮戦が終わったあと、突如(とつじょ)現れた漏瑚(じょうご)によって、更に重傷を負うのでした。
陀艮との戦いで片目を失い、漏瑚によって腰から上の左半分がボロボロになる七海。
七海は瀕死の状態で渋谷駅を歩いていました。
「疲れた」と感じる七海は、目の前にいる大量の改造人間を次々に倒していきます。
その瞬間、七海の前に現れたのはなんと真人。
七海は掌で触れられた状態で、虎杖に「後は頼みます」と言って、上半身が弾け飛び、死亡するのでした。
七海は芥見先生のお気に入りのキャラクターです。
まさか渋谷事変で、死亡するとは思ってもいませんでした。
七海建人が生き返る(復活する)可能性は?
七海が生き返る可能性は、かなり低いと思われます。
理由
- 上半身が弾け飛んだから
- 芥見先生がすでに決めていた
芥見先生曰(いわ)く、渋谷事変をやろうと思ったときに七海の結末を考えていたらしいです。
「正直七海は、キャラクターとして気に入っていて、動かしやすいんですが、物語の役割やキャラクターの動きといった面で、やはりここしかなかったです」とコメントされている芥見先生。
お気に入りのキャラクターの死を考えるのは、読者と同じぐらい芥見先生も辛かったと思います。
七海建人とパン屋の店員との関係
七海がサラリーマン時代に通っていたパン屋。
七海が呪術師に戻ったのは、パン屋の店員の一言がきっかけだと思われます。
そのパン屋で働く店員は女性で、蠅頭(ようとう)に取り憑かれていました。
七海が高専を出て4年、寝ても醒(さ)めても金のことだけを考えていた時期。
「自分はやり甲斐とか生き甲斐なんてものとは無縁の人間」だと七海は思っていましたが、店員の蠅頭を祓(はら)い、「ありがとう」と言われるのでした。
そして七海は、呪術師の方が人から感謝をされ、「ありがとう」と言われ、やり甲斐があると感じるのです。
この話を聞くと「同じクソならより適性のある方を」という七海の発言も頷(うな)けられますよね。
芥見先生曰(いわ)く、4巻30話の七海の回想シーン以降、七海はパン屋には行っていないそうです。
ですが、別に避けているわけではないと芥見先生は言っています。
七海がもうパン屋に行くことがないと考えると、悲しいですよね。
七海建人と虎杖悠仁の関係
七海と虎杖の関係は、お互いが頼り合い、信頼してる関係だと私は思います。
七海は初め(3巻19話)、虎杖のことを「私もアナタを術師として認めていない」と言っていました。
ですが、真人との戦闘後、七海は「今日君がいなければ私が死んでいたように君を必要とする人がこれから大勢現れる」「虎杖君はもう呪術師なんですから」と言います。
このシーンはとても感動しました。
一方、虎杖が七海を頼っていると思ったシーンは、11巻93話です。
五条が封印され、それを「術師全体に伝達しろ」とメカ丸に言われたとき、虎杖は1番に七海を呼びました。
「ナナミーン」と大きな声で叫ぶ虎杖。
呼ばれていることに気づいた七海の顔がとても面白かったです。
虎杖が1番に七海の名前を呼んだことは、信頼を表していると思われます。
あと140話で、乙骨との戦闘中に死んだ七海の言葉を思い出す虎杖。
「後は頼みます」
この言葉は、七海が虎杖に吐いた最後の言葉です。
七海は最後まで虎杖を信頼していたのだと思いました。
七海建人のかっこいいシーン・セリフ(名言)まとめ
個人的に七海が1番かっこいいと思ったシーンは、12巻100話の呪詛師・重面春太(しげもはるた)に圧倒するシーンです。
重面春太は補助監督を殺し続けていて、七海の後輩である伊地知も被害を食らいました。
倒れ込む伊地知の姿を見て七海が放った一言「ナメやがって」
そして重面春太に圧倒し、「数と配置は?」と言う七海。
このシーンを読んだときは、鳥肌が立ちました。
近くにいた釘崎も「レベルが違う、これが1級術師」と驚きます。
とてもかっこよく、改めて七海の強さを知れたシーンでした。
七海のセリフで印象的なのは、3巻19話の呪霊と戦う前のセリフです。
虎杖に対し、「君はいくつか死線(しせん)を超えてきた、でもそれで大人になったわけじゃない」と言い、「枕元の抜け毛が増えていたり、お気に入りの惣菜(そうざい)パンがコンビニから姿を消したり、そういう小さな絶望の積み重ねが人を大人にするのです」と言い放つ七海。
七海(元サラリーマン)らしい発言ですよね。
このセリフはとても印象的で、「確かにそうだな」と感じました。
他にもたくさんあります。
- 「事実に即(そく)し己を律(りっ)する」
- 「同じクソならより適性のある方を」
- 「死は万人(ばんにん)の終着ですが同じ死は存在しない」
どれもかっこいいセリフですよね。
七海という呪術師は、最後までかっこいい呪術師でした。