脹相のプロフィールまとめ
名前 | 脹相 |
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ふりがな | ちょうそう |
呪物 | 呪胎九相図1番 |
等級 | 特級呪物 |
術式 | 赤血操術 |
嗜好・興味 | 弟 |
嫌いな物 | 加茂憲倫 |
声優 | 浪川大輔 |
脹相の性格・人物について
脹相は10人兄弟(呪胎九相図と虎杖)の長男。
呪胎九相図は特級に分類されるほどの呪物です。
脹相には3人の親がいます。
- 母
- 母を孕(はら)ませた呪霊
- その間に血を混ぜた男(加茂憲倫)
性格はとにかく兄弟が大好きで、「優しいお兄ちゃん」という印象が強いです。
7巻60話では、弟の壊相(えそう)・血塗(けちず)に「俺達は三人で一つだ」と述べていました。
作中で面白い発言や可愛いと思うシーンがたくさんある、非常に癒されるキャラです。
脹相の術式まとめ
脹相は加茂家相伝(かもけそうでん)の術式『赤血操術(せっけつそうじゅつ)』を使います。
呪力で強化した血液を操り戦う術式。
脹相が使う赤血操術の技は以下の通りです。
- 苅祓(かりばらい)
- 百斂(びゃくれん)
- 穿血(せんけつ)
- 超新星(ちょうしんせい)
- 赤鱗躍動(せきりんやくどう)
- 赤鱗躍動・載(せきりんやくどう・サイ)
- 血星磊(けっせいせき)
- 血刃(けつじん)
苅祓(かりばらい)
血を円状にして飛ばす技。
百斂(びゃくれん)
血液を圧縮する技。
百斂には、大きなタメがあります。
穿血(せんけつ)
百斂で圧縮した血液を一点から解放し、撃ち出す技。
呪力で強化された血液の初速は音速をも超えると言われている赤血操術の奥義です。
百斂の加圧が大きいほど、その反動で穿血の速さと貫通力も上昇します。
穿血を撃ったあと、軌道(きどう)を流すことも可能。
超新星(ちょうしんせい)
百斂で圧縮した血液を解放し、全方位散弾のように撃ち抜く技。
これは150年、自らの術式と向き合い続けた脹相のオリジナルです。
赤鱗躍動(せきりんやくどう)
体内の血中成分を操り身体能力を上げる技。
赤鱗躍動・載(せきりんやくどう・サイ)
赤鱗躍動の出力を最大限まで高めた技。
血星磊(けっせいせき)
限界まで凝固圧縮し、呪力で強化した血の塊を飛ばす技。
刃(けつじん)
血で作ったナイフで攻撃する技。
ナイフの内側の血液を高速で回すことで殺傷力が高まります。
以上が脹相が使う赤血操術の技です。
赤血操術は技の種類が多いですよね。
これからまた新しい技が出るかも知れません。
脹相の初登場シーン
脹相が初登場したシーンは7巻60話です。
「呪霊側につくぞ」と言う脹相。
第一印象は「髪の毛凄いな」と思いました。
芥見先生は「(脹相の)キャラデザのこだわりを教えて下さい」という質問に対し「以前見たファッションモデルのまんま」と答えています。
芥見先生らしいですよね。
脹相と虎杖の存在しない記憶について
12巻106話で突如(とつじょ)脹相の脳内に溢れ出した存在しない記憶。
読者の間では、存在しない記憶は『虎杖の術式』なのではないかと言われていました。
ですが、脹相の存在しない記憶は、赤血操術の術式の影響だということが判明。
脹相曰(いわ)く、血の繋がった弟達の異変は、どんなに遠くにいようと感じとれるらしいです。
12巻呪術廻戦106話で虎杖の死を強烈(きょうれつ)に感じとった脹相。
これが『存在しない記憶』の正体です。
脹相の強さについて
脹相の強みは以下の通りです。
- 呪力を血液へと変換できる特異体質
- 呪力が枯渇(こかつ)しない限り、失血死することがない
- 血液に毒性がある
加茂家相伝の術式を持っている脹相。
赤血操術は近・中・遠と全てに対応できるバランス力があるため、加茂家では重宝(ちょうほう)されています。
逆に赤血操術の弱点は、血を使い過ぎると失血死するといったところです。
京都校の加茂憲紀(かものりとし)は、事前に血を用意したり、血液パックを携帯(けいたい)したりしていました。
つまり、人だと血を使うのに制限があるということです。
ですが、脹相には制限がありません。
脹相は人と呪霊の混血。
呪力を血液へと変換でき、呪力が0にならない限り、失血死することがないのです。
弱点を克服(こくふく)した赤血操術はかなり強いですよね。
それに、脹相の血液には毒性があります。
143話で脹相の血液が体内に入り、倒れ込む禪院直哉(ぜんいんなおや)。
かなりしんどそうですよね。
このように毒性を持ち、赤血操術の弱点を克服した脹相。
脹相は個人的にかなり強いと思いました。
脹相とその他兄弟について
兄弟
- 脹相(ちょうそう)1番
- 壊相(えそう)2番
- 血塗(けちず)3番
- 膿爛相(のうらんそう)
- 青瘀相(しょうおそう)
- 噉相(たんそう)
- 散相(さんそう)
- 骨相(こっそう)
- 焼相(しょうそう)
- 虎杖悠仁
以上が脹相の兄弟です。
4番〜9番はまだ出てきていません。
今後が楽しみですね。
脹相の印象的なセリフまとめ
虎杖との戦闘前(12巻102話)
壊相!血塗!見ていろ!これがオマエ達のお兄ちゃんだ!
裏梅に邪魔されたとき(第134話)
どけ!俺はお兄ちゃんだぞ!
虎杖が弟だと判明したとき(第135話)
つまり悠仁も血の繋がった俺の弟!ならば俺は全力でお兄ちゃんを遂行(すいこう)する!
直哉との会話(第142話)
- 「デキが良かろうと悪かろうと兄は弟の手本なんだ」
- 「兄(オレ)が道を誤ったのなら弟はその道を避ければいい、兄(オレ)が正道(せいどう)を歩んだのなら弟は後をついてくればいい」
- 「オマエが強いのはオマエの兄が弱いおかげだったらどうする?」
- 「何故俺がしぶといのか聞いたな、教えてやる、俺には手本がない、何度も何度も間違える」
- 「それでも弟の前を歩き続けなければならん、だから俺は強いんだ」
以上が印象的なセリフです。
脹相は、自分で「お兄ちゃん」と言うシーンが多くて可愛いですよね。
とても癒されます。