死累累湧軍(しるるゆうぐん)とは、人が海を恐れる感情から生まれた呪いである特級呪霊、陀艮が使う術式のことです。
陀艮は、大量の水を操って相手の攻撃を防御したり、海洋生物型の式神を操る術式を持ちます。
「死累累湧軍」はその中でも奥の手の技であり、大小様々な種類の海洋生物型の式神が、際限なく溢れ出てきて、相手に襲いかかります。
更に領域展開「蕩蘊平線」を行うと、この「死累累湧軍」の技が必中となり、目にも止まらぬ速さで攻撃が相手へと繰り出されます。
「渋谷事変」で発動され、1級呪術師である七海健人や、禪院家当主である禪院直毘人らを苦しめました。