逕庭拳(けいていけん)とは、虎杖悠仁の技の1つで、人並外れた身体能力と、呪力を掛け合わせたものです。
通常、呪術師が敵に拳を撃ち込んだ場合、呪力と拳がぶつかる衝撃が同時に起こります。
しかし、虎杖悠仁は持ち前の身体能力によって、打撃が早すぎて呪力が追いつかないといった現象が起こるのです。
つまり、虎杖悠仁の打撃は、最初に物理的な衝撃が起こり、当たった後に呪力による攻撃が当たるという2段構えの攻撃になるというわけです。
この技を五条悟は、虎杖にとって大きな武器になると明言しましたが、東堂葵は特級呪霊には通用しないと否定されてしまいます。
実際に、通常の呪霊には効いたものの、真人戦では逕庭拳は不発に終わったという経緯があります。