壊相とは、特級呪物・呪胎九相図の2番目にあたり、脹相の弟、血塗の兄になります。
明治初期、呪霊の子を孕む特異体質の女性が、加茂憲倫によって実験体にされた際に作り出された呪物で、呪霊と人間とのハーフです。
毒性のある自身の血を使って攻撃する術式、蝕爛腐術を使います。
背中に膿んだ顔のようなものがあり、そこから漂う異臭のためコンプレックスを持っており、背中を見られると兄弟であっても激怒します。
呪胎九相図の中でも受肉した兄弟である、脹相と血塗を大切に思っており、「兄弟が望むのであればそれに殉ずる」ことを信条としています。