古来から、その土地を守る神のことを「産土神(うぶすながみ)」といい、自身が生まれた場所に存在する「産土神」は、他所へ引っ越しても自身を守ってくれると信仰する、「産土神信仰」というものがあります。
「氏神」と混同されることもありますが、「氏神」はその一族を守る祖先神であるのに対し、「産土神」はその土地を守る守護神になります。
呪術廻戦エピソードの1つである「過去編」で、学生であった七海健人と灰原雄が対峙した呪霊が産土神とされ、少なくとも、1級呪術師が対応しなければならないほどの強力な呪霊であるとみられます。