恐怖や後悔、憎しみなど人から漏れ出た「負」の感情から生まれるエネルギーが集まり、形作られた呪いのことを呪霊といいます。
呪霊は、その危険度によって等級が割り振られており、最も危険な最上位の呪霊のことを「特級呪霊」と呼びます。
低級の呪霊と違い、「特級呪霊」は一定の知能を持ち、人との会話が可能な呪霊もおり、術式を使いこなして戦うことができます。
もし通常の兵器が呪霊に有効と仮定した場合、低級の呪霊だと木製バットでも余裕で対処できますが、特級呪霊にはクラスター弾で一斉に爆撃して初めて、同等に戦うことができるほどの強さになります。
特級の強さの幅は広く、「特級呪霊」に対しては同じく特級の呪術師か、最低でも1級呪術師が対応にあたります。