シン・陰流とは、平安時代の呪術流派のことです。
呪術全盛の時代とされる平安時代、凶悪な呪霊や呪詛師から門弟を守るために、「簡易領域」という技術を考案した人物がいました。
この考案者が、シン・陰流の創始者である蘆屋貞綱という人物で、技術を門外へ伝えることは「縛り」で禁止され、シン・陰流派内で伝えられてきました。
主な技の1つに、「抜刀」と呼ばれるシン・陰流最速の技があります。
正面の敵に特化した技で、刀のさやの中で呪力を加速させ、素早く繰り出して攻撃します。
シン・陰流の使い手には主に、京都府立呪術高等専門学校2年生の三輪霞や、東京都立呪術高等専門学校2年の担任教師・日下部篤也がいます。