「負」のエネルギーである呪力と呪力を足し算のように合わせて、「負」の呪力を更に強化する術式である「術式順転」によって生成した力を、強力な引き寄せる力に変換した術式を「術式順転・蒼」といいます。
また、それとは逆に、「負」のエネルギーを掛け合わせて、「反転術式」で生んだ「正」の呪力を「弾く力」へと変換した「術式反転・赫」があり、どちらも五条家相伝の「無下限呪術」という術式を使います。
この「術式順転・蒼」と「術式反転・赫」の両方をぶつけることによってできた新たな術式が虚式となり、東京都立呪術高等専門学校教師・五条悟が使う術式、「虚式・茈」になります。