呪術廻戦95話『渋谷事変13(しぶやじへん13)』の、あらすじ・ネタバレ記事となります。
ネタバレOKな人のみ、以下の内容をお読みください。
前回のあらすじ
帳(とばり)は、想像以上に強固で、虎杖のパワーでも破ることが出来ません。
なにか仕掛けがあると考えた猪野は、虎杖が倒したバッタの呪いでの出来事を聞いて、術師に見つかるリスクを上げる分、帳の内側に滞在し、人目のつく場所にいるのではと推測しました。
虎杖たちは、この場所から1番目立つCタワーに目星を付けたのです。
予想通り、呪術師の粟坂(あわさか)とオガミ婆は、Cタワーの屋上で帳の基(もと)である釘を守っていました。
虎杖と恵は、敵を引き離すために粟坂を地上に連れて行き、猪野は、帳の釘を三本中一本だけ破壊してオガミ婆と対峙します。
果たして3人は無事に帳を上げることができるのか!?
いよいよ、呪詛師たちとの戦いが幕を開きました。 続きを見る
【呪術廻戦】94話あらすじ・ネタバレ【呪術師発見!】
呪術廻戦95話のあらすじ・ネタバレ
猪野の戦う基準とは?
ある日、猪野が七海と焼肉を食べているとき、「あなたの術式なら、すぐに準一級になれるのに、なぜ等級査定では私の推薦にこだわるのか?」と、聞かれました。
すると、猪野曰く、呪術師のような血なまぐさい職業には「筋」を通すことが大事だと考えていると答えました。
猪野は、自分の頭が良くないことも自覚していて、もし、筋を通すときに迷った場面があれば、七海ならどうするかを基準にしようと決めていたのです。
つまり、七海に認めてもらっていないのに1級になるのは違うという信念を曲げず、2級以上の昇級は今もしていないのでした。
猪野の降霊術「来訪瑞獣(らいほうずいじゅう)」披露!
準1級の実力を持っているのに、自らの意志で2級のままでいる猪野は、今度こそ、七海に認めてもらうために、降霊術(こうれいじゅつ)「来訪瑞獣(らいほうずいじゅう)」一番「獬豸(かいち)」を発動させました。
猪野の術式は降霊術と呼ばれるもので、顔をニット帽で隠すことで自らが霊媒(れいばい)になり、4種の瑞獣である獬豸(かいち)、霊亀(れいき)、麒麟(きりん)、竜(りゅう)の能力を降ろすことができるのです。
猪野はオガミ婆をめがけて獬豸(かいち)を飛ばしますが、孫と呼ばれる男がオガミ婆を抱きかかえながら避けました。
しかし、獬豸(かいち)は避けても追尾する能力を持っており、攻撃は男の腕に当たったのです。
男が攻撃を食らっても、オガミ婆はひたすら何かを唱え続けています。
そして、猪野の攻撃を見て、同じタイプの術式だと気づいたオガミ婆は「奇遇よの。」とポツリと漏らしたのです。
殴ってもダメージがない!?
その頃、恵と虎杖は、粟坂に対して体術を中心に闘り合っていました。
正直なところ、恵は敵よりも虎杖と合わせる方が骨が折れる、と感じるほど、虎杖のスピードや、体術のバリエーションは多彩だったのです。
そんな虎杖は、呪力を込めた強い一撃を粟坂に何度も食らわせました。
恵も、蛙(かえる)の式神を使って壁に激突させたり、玉犬(ぎょくけん)「渾(こん)」の爪で、何度も粟坂を切り裂きます。
2人とも全て渾身の攻撃で、特級呪霊にも効果があるはずなのに、なぜか粟坂は全くダメージを受けていないのです。
粟坂は、カウンターでナイフを使って虎杖を斬りつけましたが、ほとんどダメージはなく、腹部に少し傷を負う程度でした。
そんな2人の戦いぶりに、粟坂は「元気で将来有望。だからこそ殺し甲斐がある」と、ニヤリと笑って言いました。
虎杖たちは、この戦闘に時間をかけられないと思っていましたが、自分たちの攻撃が効かないと知り、気持ちを切り替えて、粟坂の攻略に全身全霊を注ぎます。
オガミ婆を守る孫
場面は、再び猪野とオガミ婆との戦いに移ります。
先輩の猪野は、七海から任務を頼まれた以上、地上にいる虎杖たちのことも放ってはおけません。
猪野にとってベストな方法は、オガミ婆を瞬殺して虎杖たちと合流することでした。
猪野は自分の力に慢心せず、事実に即して己を律する気持ちで、敵と向き合いました。
まず、敵の実力を計るため、猪野は体術を中心にオガミ婆と、付き添っている男に攻撃を仕掛けていきます。
猪野の見立て通り、男のパワーもスピードも大したことはありませんでした。
ただ、男は決して反撃をせず、どれだけ傷ついても、身を呈して何がなんでもオガミ婆を守ることを徹底していたのです。
その間、オガミ婆は猪野には目もくれず、呪文のような言葉をひたすら唱え続けていました。
2人の戦い方を見て、男がここまでオガミ婆を守るのは、なにか意図があると予想した猪野は、とにかく早めに勝負を決めようと決意しました。
禅院甚爾(ぜんいんとうじ)を降臨!
猪野は、なんとか男を倒し、オガミ婆の呪文を止めさせようとしますが、なかなかオガミ婆まで辿り着きません。
しばらくして、オガミ婆はパッと目を見開くと、突如空気が一変したのです。
そして、オガミ婆は男に「もうええぞ」と、声をかけると、男は「分かってるよ、婆ちゃん」と答えて、なにかカプセルのようなものを飲み込みました。
させるか!
猪野は、急いで獬豸(かいち)を発動させて、オガミ婆に向けて発射しますが、なんと男は獬豸(かいち)を素手で止めたのです。
さっきまでは、獬豸(かいち)は当たっていたのに、急に攻撃を止められたことに驚きを隠せない猪野。
実は、オガミ婆はあの世から「禅院甚爾(ぜんいんとうじ)」を降臨させ、男に憑りつかせたのです。
オガミ婆は孫に「どうじゃ?孫?」と尋ねると、男は「今までにないくらい、いいよ」と、言って、体が少しずつ禅院甚爾に変化してきたところで95話は終了しました。
呪術廻戦95話の登場キャラクター
呪術廻戦95話に登場しているキャラクターは以下の通りです。
95話登場キャラクター
- 虎杖悠仁(いたどり ゆうじ)
- 猪野琢真(いのたくま)
- 伏黒恵(ふしぐろめぐみ)
- 粟坂(あわさか)
- オガミ婆(おがみばば)
呪術廻戦95話に登場した呪術(術式)
呪術廻戦95話に登場した呪術は以下の通りです。
使用者 | 呪術(術式) |
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猪野琢真 | 来訪瑞獣「獬豸」 |
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【呪術廻戦】96話あらすじ・ネタバレ【粟坂とオガミ婆の過去】
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