呪術廻戦61話『起首雷同-漆-(きしゅらいどう-しち-)』の、あらすじ・ネタバレ記事となります。
ネタバレOKな人のみ、以下の内容をお読みください。
前回のあらすじ
受胎九相図により受肉した呪霊と2体と戦うことになった虎杖と釘崎。
戦いの最中、虎杖は血塗に、釘崎は壊相に血を浴びせられてしまいました。
そこで壊相が、蝕爛腐術「朽」を発動。
この術式は、壊相か血塗のどちらかの血を取り込んでいれば、粘膜や傷口から腐食が始まるというものでした。
どうすることもできない状況に勝利を確信する壊相。
そこで釘崎は、芻霊呪法「共鳴り」を発動しました。
壊相と血塗に対し、「我慢比べしよっか。」と挑発するのでした。
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呪術廻戦61話のあらすじ・ネタバレ
釘崎、芻霊呪法「共鳴り」発動
釘崎は、壊相の蝕爛腐術「朽」に対し、芻霊呪法「共鳴り」を発動しました。
この術式は、対象から欠損した一部に人形を通して呪力を打ち込むことで、対象本体にダメージを与えるというものです。
術式範囲の制限はゆるく、対象との実力差や欠損部位の希少価値によって効果は変わります。
血液は芻霊呪法において決して価値は高くありませんが、「共鳴り」は対象との繋がりを辿ります。
釘崎の中にある壊相と血塗の血液は、蝕爛腐術の術式で2人と強くつながっているため効果的だったのです。
このままじゃどうせ死ぬのだから、どんどん「共鳴り」をブチ込んでやると意気込む釘崎。
壊相は、なかなかに強烈なダメージであるが、何度やっても命に届くことはないと判断します。
- 我慢さえしてれば釘崎達はいずれ死ぬ
- 「朽」を発動しているため痛みと毒で2人はまともに動くことはできない
この2つより、我慢さえすれば勝つことができると壊相は考えるのでした。
虎杖は止まらない
通常の人間であれば、「朽」を受けていれば毒と痛みで動くことができません。
しかし、虎杖は猛毒な呪いの王"両面宿儺"の器であるため、あらゆる毒に耐性があったのです。
分解による痛みはあるものの、その果ての毒は虎杖に効きませんでした。
痛みだけでは、虎杖は止まりません。
虎杖は、釘崎の「共鳴り」で動くことができない血塗に逕庭拳で攻撃するのでした。
揺らぐ壊相の決意
釘崎は、血塗を助けに行こうとする壊相の動きを「共鳴り」で止めます。
その間に、虎杖と釘崎はスイッチし、釘崎が瀕死の血塗に止めを刺しに行きます。
釘崎は壊相に腕を見せつけ、"いつでも動きを止めることができる"ということを認識させます。
この状況に、壊相は術式を解くべきかどうか考えます。
- 血塗を助けに行く手段はないが、今の釘崎に血塗を殺すだけの余力は残っていないはず
- たとえ釘崎に妨害されようが、釘崎が死ぬよりも先に自分が虎杖に殺されるということはない
ということより、壊相は絶対に術式は解かないと決意するのでした。
そう決めた時、瀕死の血塗が「兄者…」と訴えかけるのでした。
その言葉を聞いた壊相は、気づいた時には術式を解いていました。
虎杖と釘崎、反撃へ
「朽」を解いた壊相は、「翅王」を発動し釘崎を狙います。
釘崎は、背後からの攻撃に気づかないほどの瀬戸際の集中をしてました。
毒は残っているものの、痛みが解けたことでより深く意識が研ぎ澄まされていたのです。
一方、釘崎に「翅王」が当たる前に目の前の敵を仕留めようとする虎杖。
禪院真希を凌ぐ身体能力と格闘センス、そこに与えられた呪いの血により、「黒閃」を決めるのでした。
壊相は虎杖の攻撃に対して腕を呪力で強化したものの、肩ごと吹き飛ばされてしまいました。
釘崎の攻撃により死にかけている血塗をみて、壊相は"死ぬな!弟よ!"と願うのでした。
血塗、撃破
釘崎の一撃を受けるも「兄者アア!」と立ち上がる血塗。
最後の力を振り絞り、釘崎に襲いかかろうとします。
そこで釘崎は「簪」を発動します。
血塗はついに息絶えてしまいました。
血塗を倒した釘崎は、「心配しなくても、すぐに兄貴も送ってやるわ」と告げるのでした。
呪術廻戦61話の登場キャラクター
呪術廻戦61話に登場しているキャラクターは以下の通りです。
61話登場キャラクター
- 虎杖悠仁(いたどりゆうじ)
- 釘崎野薔薇(くぎさきのばら)
- 壊相(えそう)
- 血塗(けちず)
呪術廻戦61話に登場した呪術(術式)
呪術廻戦61話に登場した呪術は以下の通りです。
使用者 | 呪術(術式) |
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虎杖悠仁 | 逕庭拳 |
虎杖悠仁 | 黒閃 |
釘崎野薔薇 | 芻霊呪法「共鳴り」 |
釘崎野薔薇 | 「簪」 |
壊相 | 蝕爛腐術「翅王」 |
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