呪術廻戦57話『起首雷同-参-(きしゅらいどう-さん-)』の、あらすじ・ネタバレ記事となります。
ネタバレOKな人のみ、以下の内容をお読みください。
前回のあらすじ
伏黒の母校で得た情報を元に、伏黒たちは八十八橋で事件に関係している呪霊を探していました。
しかし、どこを探しても見つからず、待っても現れない呪霊に、伏黒たちは諦めかけていました。
そこへ、学校にいた伏黒の後輩が、一人の女性を連れてきました。
その女性は、後輩の姉であり、伏黒の同級生の藤沼という名の女性でした。
その子は、伏黒たちが、八十八橋で森下の死んだ理由を調査していることを聞き、もしかして自分も関係しているのではないかと思い、相談に来たのでした。
ひとまず話を聞く事にした伏黒達でしたが、内容を聞いて、藤沼の状況が、かなり深刻なことを知らされます。
それは、呪霊に殺された被害者達の、何日か前と同じ状況だったのでした。
さらに、藤沼は、伏黒の姉の津美紀も一緒にいたというのです。
そのことを聞いた聞いた伏黒は、平静を装いながらも、二人が帰ると急いで補助監督の伊地知へ電話をかけ、津美紀の護衛をお願いするのでした。
電話を終えた伏黒は、呪霊の等級が見直しされたことを理由に、虎杖と釘崎を帰し、自分だけで呪霊を祓おうとします。
しかし、伏黒の様子がおかしいことを見抜いていた虎杖と釘崎は、素直には帰らず伏黒の後をつけてきました。
伏黒に対し、「せめて頼れよ、友達だろ」と話す虎杖に、根負けしたような表情を浮かべ、素直に頼ることにします。
3人で橋の下を調査していると、一本の小さな川を見つけました。
そして、呪術的な観点から、その川が怪しいと思った三人は、覚悟を決めて川を渡ります。
足が小さな川を渡った瞬間、予想した通り呪霊が作り出した結界の中に入っていました。
事件に関係していると思われる呪霊を、見つけた三人でしたが、突然、3人の後ろから一体の呪霊が結界内に現れます。
その現れた呪霊は、真人に呪胎九相図を無理やり飲まされ、新たに生まれた呪霊だったのでした。 続きを見る
【呪術廻戦】56話あらすじ・ネタバレ【事件の正体】
呪術廻戦57話のあらすじ・ネタバレ
開戦
虎杖と、呪胎九相図を飲み込んだ呪霊との戦いが始まりました。
その呪霊は、口を膨らませ、虎杖に向かって血を吐き出しました。
虎杖は、ジャンプして避け、隙をついて呪霊に攻撃をしますが、片腕をつかまれてしまいます。
呪霊が「つかまえた」と言いますが、虎杖は冷静に、もう片方の腕をつかみ、呪霊の顔面にドロップキックを入れました。
顔面に食らった呪霊は、あまりの威力に吹き飛びます。
虎杖は、呪霊の吐いた血に毒が混じっているかもしれないと、予想しながら戦えるほど、冷静でした。
そして、攻撃を受けた呪霊が「強いな、たのしくないな」という程、力の差がありました。
連れ去られた釘崎
一方で、伏黒と釘崎は今回の原因とされる呪霊と戦っていました。
その呪霊は素早く、結界内にある穴をモグラのように移動し、こちらの攻撃をかわします。
そのため、伏黒と釘崎は、ある作戦を立てます。
それは、移動する穴を破壊し続けて、移動できる穴を無くすことで、本体にトドメをさすという作戦でした。
当初は呪霊の強さがわからないため、不安視していましたが、術式範囲や結界が広い代わりに、本体にほとんど力はなく、祓うのは時間の問題でした。
伏黒は、おそらく今回の相手で厄介なのは虎杖の方だと考えます。
しかし次の瞬間、隣の釘崎の背後から急に手が出てきます。
そして、その手は釘崎を捕まえると、出てきた穴に釘崎ごと引き込んでいきます。
伏黒が、慌てて手を伸ばしますが、釘崎は、
「問題ない、あんたはモグラを叩け」
と言い残し、穴に消えていきました。
追いかける虎杖
虎杖と戦っていた呪霊は、釘崎が引きずり込まれた穴を見て、「なんだぁ?兄者か??」と言い残すと、自分もその穴に向かって駆けていきました。
穴に入っていった呪霊を見て、逃げたのかと勘違いしそうになる虎杖に、伏黒が大声で、「そのまま追え」と言います。
虎杖に、釘崎が連れ去られ、呪霊達が結界の外に出たことを教え、予想以上に奴らは厄介かもしれないため、釘崎が優先だと伝えました。
それを聞いて、伏黒を心配しつつ、虎杖も結界に空いた穴に入っていくのでした。
新たな敵
何者かに、結界から引っ張りだされる釘崎でしたが、目の前に立っていたのは、変な服装をした中性的な男でした。
その男は、「失礼」と謝りながらも、我々のお使いの中に呪術師殺しは含まれていないため、引けば見逃すと言います。
なんのことかわからない表情をした釘崎に、男は言いました。
「てっきり同じお遣いかと・・」
技ありの伏黒
伏黒は、モグラのような呪霊を追い詰めていました。
攻撃は当たらないのですが、動きが単調で、呪霊の回避するパターンがわかり始めていました。
伏黒は、それを理解したうえで、攻撃を出します。
攻撃を避け、ニヤっと笑う呪霊でしたが、その背後には、伏黒が呼び出した玉犬・渾がいました。
その呪霊は、玉犬・渾の爪で切り裂かれたのでした。
まさかの展開
呪霊を倒した伏黒でしたが、なぜか結界は消えませんでした。
おかしいと思った伏黒の目の前に、先ほど倒した呪霊が使っていた穴の一つから、何かが出てきます。
出てきたのは、見覚えのある人形の呪霊でした。
それは、以前に少年院で出会った、宿儺の指によって生まれた特級呪霊の姿です。
その呪霊を見た瞬間、伏黒はこの事件がどうして急に起こり始めたのか気づきました。
最初の被害者が6月に殺された頃、起こった事と言えば、虎杖が宿儺の指を飲み込み、宿儺が復活した時期と重なります。
驚きを隠せない伏黒、そして、結界の外に出された釘崎は、目の前の中性的な男から、お遣いとは
「宿儺の指の回収ですよ」
と、あの場所に宿儺の指があることを、告げられるのでした。
呪術廻戦57話の登場キャラクター
呪術廻戦56話に登場しているキャラクターは以下の通りです。
57話登場キャラクター
- 虎杖悠仁(いたどりゆうじ)
- 伏黒恵(ふしぐろめぐみ)
- 釘崎野薔薇(くぎさきのばら)
- 事件の呪霊(じけんのじゅれい)
- 呪胎九相図の呪霊(じゅたいくそうずのじゅれい)
- 中性的な男(ちゅうせいてきなおとこ)
呪術廻戦57話に登場した呪術(術式)
呪術廻戦57話に登場した呪術は以下の通りです。
使用者 | 呪術(術式) |
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使用者の名前 | 呪術名 |
伏黒恵 | 玉犬・渾 |
釘崎野薔薇 | 芻霊呪法・共鳴り |