呪術廻戦56話『起首雷同-弐-(きしゅらいどう-に-)』の、あらすじ・ネタバレ記事となります。
ネタバレOKな人のみ、以下の内容をお読みください。
前回のあらすじ
ある日、複数の人が呪霊に刺殺されるという事件が起こります。
その事件の解決のために、虎杖、伏黒、釘崎の三人は、高専の補助監督である新田明に、呪術師としての見解を求められ、同行することになりました。
当初会う予定だった森下という人物が、今回の事件と同様に亡くなり、予定が狂ってしまった四人は、事件の被害者が共通して通っていたという学校に事情を聴きに来ました。
しかも、その学校とは伏黒の母校でした。
伏黒は地元で有名だったらしく、懐かしい人達と会いながら情報を得ていきます。
その中に、事件と関連しているかもしれないことがありました。
それは、八十八橋のバンジーといわれ、不良学生が夜中に八十八橋へ集まり、バンジージャンプをして度胸を試すというものでした。
この問題点は、その橋がもともと近所では有名な心霊スポットで、自殺の名所にもなっている場所だったということでした。
呪霊との関係もありそうな情報をもらった伏黒たちは直ちに調査のため、八十八橋へと向かいます。
その頃、夏油と真人は、特級呪物である呪胎九相図を人に飲み込ませ、新たな呪霊を生み出そうとしていました。
そして、伏黒達が八十八橋へ着く頃には、その人は見た目も人格も、呪霊となり果てていました。
真人は生まれたばかりの呪霊に、ちょっとお使い行ってきてと、お願いをするのでした。 続きを見る
【呪術廻戦】55話あらすじ・ネタバレ【新たな事件】
呪術廻戦56話のあらすじ・ネタバレ
橋の上で
虎杖、伏黒、釘崎の三人は、歩道と車道を分けるガードパイプに座り、八十八橋で呪霊の出現を待っていました。
いっこうに何も起こらないことに、
「ちょっと、呪霊の呪の字もでないじゃない」
と、しびれを切らした釘崎が言いました。
八十八橋を調べた結果、呪霊の残穢も気配も感じられず、外れを引いたと思ってしまう四人でした。
しかしながら、ここを訪れた人は多く、そして致死率も100%であるため、虎杖はこの問題をそのまま放置することはできないと言います。
四人が話をしていると、学校で会った後輩が、一人の女性を連れてきました。
最悪な状況
連れてこられた女性は、藤沼と言い、伏黒の同級生で、後輩の姉でした。
藤沼は、伏黒たちが、森下の死と八十八橋の関係を調べていると聞いたため、少し不安になり相談をしに来たと言います。
伏黒は、森下の死と八十八橋は関係ない、と言おうとしますが、藤沼は、その言葉を遮り、緊張した表情で話しました。
「私、行ってるの、中二の時、夜の八十八橋に」
それを聞き、釘崎は「ゲッ!」っと反応し、有益な情報が得られると確信した新田は、さらに詳しく話を聞き始めます。
すると、嫌な予感は的中しました。
藤沼が言うには、家はお店をやっていて自動ドアがあるというのですが、自分が帰る時だけ家のドアがなぜか開きっぱなしになっているというのです。
そして、ドアの所に何かいるような気配を感じるというのです。
さらに話を聞いていると、問題はそれだけではありませんでした。
当時、八十八橋へは伏黒の姉、津美紀も一緒に行っていたというのです。
伏黒が、その話を聞いた時は、
「そっか、じゃぁ津美紀にもきいてみるわ」
と、平然を装っていましたが、藤沼が帰った後、形相が一変します。
切羽詰まった表情で、動かない伏黒に、虎杖が声をかけます。
伏黒は、我に戻り、「少し外す」と言って、どこかに電話をかけ始めました。
伏黒の決断
伏黒が電話を掛けた相手は、高専補助監督の伊地知でした。
伏黒は伊地知に、姉の護衛を付けるようにお願いしますが、護衛も人手が足りなく、空いているのは、二級呪術師一人だけと言われてしまいます。
それだけでは不安な伏黒は、さらに今回の事件の詳細を話します。
すると、伊地知は呪いの等級を見直さなければならないかもしれないと話します。
そして、二級術師では手に余る状況が危惧されるため、伏黒たちはその場から、撤退を勧められるのでした。
津美紀のことで頭がいっぱいの伏黒は、二級術師一人では護衛が心配なため、自分がすぐにでも戻って護衛をしたい気持ちがありました。
しかし、仮に術式が、かかった人間の内側から発動するタイプであれば、傍で守っていても意味がないため、どうするか悩みます。
その結果、今すぐ祓うしかないと考えます。
心配する虎杖
電話を終えた伏黒は、虎杖と釘崎に、任務の危険度が吊り上がったことを理由に、
「オマエらはもう帰れ」
と、言います。
虎杖は「オマエらって、伏黒は?」
と聞くと、伏黒は、学校で会った校務員の武田さんに、挨拶してから帰ると言いました。
二人を車に乗せ、車は出発しますが、虎杖は何か不安な表情をするのでした。
見抜かれていた伏黒
二人と別れた伏黒は、夜になっても学校へは戻らずに、歩いて八十八橋の下に向かっていました。
藤沼からは、深夜に橋の下で肝試しをしたと情報を得ていたので、伏黒は呪霊は夜に橋の下に現れるのではないかと考えます。
すると背後から、
「自分の話をしなさすぎ」
と釘崎と虎杖が現れました。
伏黒が焦っていることを見抜いた二人は内緒に後をつけていました。
虎杖は、
「せめて頼れよ、友達だろ」
と、伝えると、伏黒は少し考え二人に話をしました。
伏黒の姉の津美紀は、寝たきりであり、そのため、話すことができず、いつ呪い殺されるかわからないので、今すぐ祓いたいと伏黒は言いました。
それを聞いた二人は、なにか事情を抱えていた事を見抜いていたように、すぐに協力するのでした。
二体目の呪霊
橋の下を歩いていると、小さな川を見つけました。
呪術的に川や境界を渡るという行為は、大きな意味を持ちます。
そして、三人がその小さな川を渡ると、急に結界と呪霊が姿を現すのでした。
しかし、呪霊を確認した三人の背後から、突然、別の呪霊が現れます。
その呪霊は真人が呪胎九相図を食べさせた呪霊でした。
急に現れ、言葉を話す呪霊に驚く三人でしたが、その呪霊が今回の事件とは関係ないと判断しますが、放置するわけにはいかないので、この呪霊には虎杖が対応し、伏黒と釘崎は今回の事件の呪霊を対応するのでした。
呪術廻戦56話の登場キャラクター
呪術廻戦56話に登場しているキャラクターは以下の通りです。
56話登場キャラクター
- 虎杖悠仁(いたどりゆうじ)
- 伏黒恵(ふしぐろめぐみ)
- 釘崎野薔薇(くぎさきのばら)
- 新田明(にったあかり)
- 伊地知潔高(いじちきよたか)
- 藤沼(ふじぬま)
- 藤沼の姉(ふじぬまのあね)
- 伏黒津美紀(ふしぐろつみき)
- 事件の呪霊(じけんのじゅれい)
- 呪胎九相図の呪霊(じゅたいくそうずのじゅれい)
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【呪術廻戦】56話あらすじ・ネタバレ【事件の正体】
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