呪術廻戦21話『虎杖悠仁、吉野順平に接近(いたどりゆうじ、よしのじゅんぺいにせっきん)』の、あらすじ・ネタバレ記事となります。
ネタバレOKな人のみ、以下の内容をお読みください。
前回のあらすじ
映画館での高校生変死体の犯人を見つけるために現場へ到着した虎杖と七海は、二体の呪霊と遭遇しました。
七海の十劃呪法や虎杖の逕庭拳により呪霊を倒した二人。
呪霊に最後の止めを刺そうとしたところ七海は異変を感じ、家入に調査してもらうことになりました。
その結果、戦っていた二体は呪霊ではなく元々人間であったことが判明します。
人間を改造し呪力を与える術式を持つ真人は、自分は人間の呪いから生まれたのでした。
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【呪術廻戦】20話あらすじ・ネタバレ【人間を改造する呪霊、出現】
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呪術廻戦21話のあらすじ・ネタバレ
真人の人体実験
真人は、人間を自分の思い通りに改造することができる術式を持っています。
アジトでは、本物の人間を使ってどこまで大きくできるのか、逆にどこまで小さくできるのかを実験しています。
順平の考える人間の行きつくべき美徳
真人と順平は、”好きの反対は無関心”という言葉はあるが、「悪意をもって人と関わることが関わらないより正しいなんてありえない」と話します。
日本人はシンプルな答えを複雑にして悦に浸る言葉遊びが好きであり、その理由としては人間は言い訳をしないと生きていけないからだといいます。
順平は人体実験をしている物体に触れますが全く取り乱す様子がなかったため、「死体に慣れているの?」と真人に問われます。
順平は、それが自分の母であれば取り乱し真人を憎んでいたかもしれないが、人間の醜悪さを知っているからこそ、他人に何も期待しないし他人の死に何も思うところはないと話します。
無関心こそ人間の行きつくべき美徳と考えているのです。
真人の考える人の心とは
順平との会話の中で、真人は人間には心はないと話します。
真人は世界で唯一魂の構造を理解しており、魂に触れることで生物の形を変えています。
喜怒哀楽はすべての魂の代謝によるものであり、心と呼ぶには機械的であると考え、魂は肉体と同じで特別な存在ではなく、ただそこに在るだけのものだと捉えています。
そのため、命に価値や重さはなく、天地にとっての水のように命もただ廻るだけ。
誰にとっての命もそうであるため、無意味で無価値であり、だからこそ何をしてもいいしどう生きようと自由だというのです。
生き様に一貫性など必要なく、お腹が減ったらご飯を食べるように憎いなら殺せばいいと、順平の全てを肯定する真人に対し、順平は心を開いていきます。
吉野順平の調査
事件の時に映画館にいた吉野順平が、被害者と同じ高校の同級生であることが分かり、呪詛師(=悪質な呪術師)の可能性も考えられるため、虎杖は伊地知とともに調査をするように七海に指示をされます。
伊地知と虎杖は、車で追跡し吉野順平を発見します。
制服は来ておらず、高校には暫く通っていない状態なのだろうと考えます。
伊地知は、吉野順平が人気のない所に行ったら、四級にも満たない低級の呪いである”蝿頭”に襲わせて対応を見ようと提案します。
吉野順平が蝿頭に襲われたときに、
- 呪いを視認できない一般人だった場合は、虎杖が救助をする。
- 視認できるが対処する術を持っていない場合は、虎杖が救助し事件当日の聴取をする。
- 呪術で蝿頭を祓った場合は、即時拘束をする。
- 二級術師以上のポテンシャルがあった場合は、一度引いて七海と合流する。
という作戦を立てました。
拘束する場合は、もしも誤認だった場合でも後で謝ればいいため、力尽くで行うこととしました。
術師の階級と呪霊の関係
通常、任務にあたるときは呪霊と同等級の術師が任務にあたるとされています。
呪霊と術師の階級にはズレがあり、弱いほうから順に四級呪霊→四級術師→三級呪霊→三級術師→二級呪霊→二級術師→一級呪霊→一級術師→特級という具合になっています。
つまり、二級術師は二級呪霊に勝つのは当たり前であり、二級術師は一級呪霊に近い実力ということになります。
虎杖はこういう大事な情報を知らないため、何で自分は知らないのかと疑問に感じます。
伊地知は五条が適当だからだろうと、言葉には出さないものの呆れた表情をしてしまいます。
七海VS真人
ここ最近の失踪者や変死者・窓による残穢の報告により、犯人の居場所が分かった七海。
虎杖はまだ子供であると考えており、単身で乗り込むリスクと虎杖を連れていくリスクを考えた結果、虎杖には伝えず一人で犯人のところへ乗り込んでいくことにしました。
伊地知は虎杖に犯人の居場所をつかんでいることを隠していることを察し、七海を心配します。
アジトに到着した七海は、次々と出てくる呪霊に改造された人間を倒していきますが、仕方がないとはいえ人を殺めるのは気分が悪く感じ、早く出てくるよう真人に伝えます。
呪術廻戦21話の登場キャラクター
呪術廻戦21話に登場しているキャラクターは以下の通りです。
21話登場キャラクター
- 虎杖悠仁(いたどりゆうじ)
- 七海健人(ななみけんと)
- 吉野順平(よしのじゅんぺい)
- 伊地知潔高(いじちきよたか)
- 真人(まひと)