呪術廻戦125話『あの子の話(あのこのはなし)』の、あらすじ・ネタバレ記事となります。
ネタバレOKな人のみ、以下の内容をお読みください。
前回のあらすじ
「共鳴り」を起点に更に攻め込もうとする釘崎でしたが、対する分身の真人は逃げ出してしまいます。
一方、虎杖と真人本体の戦いも、「共鳴り」をきっかけに虎杖が優位になっていたものの倒し切ることができません。
そして、釘崎に追われる真人の分身と虎杖と交戦中の本体は、遂に渋谷駅地下で合流します。
この合流の際の分身と本体の入れ替わりに反応が遅れた釘崎は、本体の真人に顔を触られてしまいました。
その瞬間、釘崎の脳内で少女時代の回想が始まります。 続きを見る
【呪術廻戦】124話あらすじ・ネタバレ【真人戦も終盤へ、釘崎の過去編突入】
呪術廻戦125話のあらすじ・ネタバレ
ふみと釘崎
釘崎の過去編は、釘崎の友達のふみという少女の視点で展開されます。
ふみは、小学校入学と同時に釘崎の住む村へと引っ越してきました。
小さな村で、小学校の全校生徒は19人しかいなかったようです。
また、ふみは水色のランドセルを使っていましたが、閉鎖的な村ではみんな赤か黒を使っており、ふみは浮いてしまっていた様子。
そんな空気の中で、唯一ふみのランドセルを欲しがったのが釘崎でした。
釘崎はふみのランドセルと自身のものを強制的に交換します。
釘崎はその日の内に水色のランドセルには飽きてしまったものの、これをきっかけに釘崎はふみの家に入り浸るようになりました。
釘崎はその時から村の人達を嫌っていたようです。
釘崎は、「狭ぇ村だからさ、友達になるより他人になる方が難しいんだよ」と語ります。
当時は釘崎の言っていることが理解できなかったふみでしたが、数年経って近所のお婆ちゃんが赤飯を炊いて持ってきた時、その気色悪さを理解します。
沙織との出会いと別れ
ある日、「秘密基地を見つけたの!!」と唐突に言い出す釘崎。
釘崎に手を引かれるままついていったふみは、豪邸にたどり着きました。
他人の家に連れてこられたふみが戸惑っていると、家の中から「いらっしゃい、寒かったでしょ」と女性が現れます。
この女性は沙織と言い、釘崎たちより7つ上で、ふみより後にこの村に引っ越してきました。
沙織は、突然家に来る釘崎たちをいつも優しく受け入れてくれたようです。
釘崎は沙織から段々と影響を受け、品のようなものを身につけていきました。
しかし、ある時から沙織の家の様子がおかしくなります。
ゴミや落書きなど村の人から嫌がらせを受けるようになったのです。
これが原因となり、沙織は引っ越してしまいます。
釘崎は顔をベチャベチャにする程大泣きし、沙織を見送りました。
釘崎の上京
時が流れ、釘崎は東京の高校に通うことが決まります。
釘崎の高専入学時期が6月と中途半端になったのは、祖母と揉めたのが原因だったことが明らかになりました。
沙織を見送ったのと同じホームで、今度はふみが釘崎を見送ります。
「じゃ!!二度とここには戻ってこねぇから!!ふみ!アンタもその内この村出なさいよ!!」と笑顔で伝える釘崎。
一方ふみは、「私の時は泣かないんだ」という気持ちが過り、言葉を無くしてしまいます。
沙織が去って以來、釘崎とふみは沙織の話をするのを避けていたようです。
すると、釘崎が「次に会う時は三人で!!」と涙をこらえながらふみに告げ、ふみも涙を流して釘崎を見送りました。
現在の沙織
ここで時系列は現在に戻ります。
沙織は編集者になっていたようで、徹夜で校了の作業をしています。
先輩との雑談から自身の思い出話になり、釘崎とのことを語り始めました。
沙織が語った釘崎との思い出
- 沙織の引っ越しはオーガニック志向かつスピリチュアル志向の母の影響だった
- 自身が一人っ子であり釘崎が可愛くて仕方がなかった
- 無理にお姉さんぶって紅茶を出していた
- 疎遠になるのが怖くて連絡先を交換しなかった
そして沙織は自信なさげな表情を浮かべ、「今の普通〜の私見たらガッカリするだろうな」と自虐しつつも、釘崎の現在を思うのでした。
釘崎が思うこと
自身の育った村を回想し、「頭のおかしい奴の声は大きくて、土足で人の人生を踏みにじる」と感じていた釘崎。
しかし、次に脳内に浮かんできたのは、共に過ごしてきた呪術高専の仲間たちでした。
釘崎は彼らのことを思い、「...っていうわけでもなかったな」と一人呟きます。
そして、最後に釘崎の前に浮かんできたのはふみの姿です。
釘崎は再会の約束を守れないことを謝りました。
ここで回想は終わり、釘崎は虎杖に呪術高専の仲間に対する伝言を頼みます。
「『悪くなかった』!!」
そう言い残した瞬間、真人に触れられた釘崎の左目は破裂し倒れていきます。
虎杖は、その返り血を浴び、ただただ呆然と目を見開くのでした。
呪術廻戦125話の登場キャラクター
呪術廻戦125話に登場しているキャラクターは以下の通りです。
125話登場キャラクター
- 釘崎野薔薇(くぎさきのばら)
- ふみ
- 沙織(さおり)
- 虎杖悠仁(いたどりゆうじ)
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