呪術廻戦116話『渋谷事変34(しぶやじへん34)』の、あらすじ・ネタバレ記事となります。
ネタバレOKな人のみ、以下の内容をお読みください。
前回のあらすじ
宿儺に圧倒され、力の差に驚愕する漏瑚は、大技「極ノ番(ごくのばん)『隕(いん)』」を放ちます。
一方その時、日下部とパンダは、夏油一派のバンダナの男、スリムドレスの女も含め、急いでその場から離れるように呼びかけました。
しかし、次の瞬間、隣に宿儺が現れ、その圧倒的な存在感に動けなくなる4人。
そして、「隕」が辺りを火の海へと変えますが、それでも無傷だった宿儺は興が乗ってきたらしく、漏瑚に火力勝負を挑むのでした。
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【呪術廻戦】115話あらすじ・ネタバレ【宿儺、漏瑚を圧倒!!】
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呪術廻戦116話のあらすじ・ネタバレ
宿儺vs漏瑚、最終局面!
漏瑚は、燃え盛るビル群の中、自身が放った「極ノ番『隕』」の上で、宿儺と向かい合いました。
宿儺は両手を合わせて炎を発生させると、左手を漏瑚の方に突き出し、矢のような形にして構えます。
一方、漏瑚も両手でこねるようにして火球を作ると、両手を宿儺の方へと向けました。
攻撃を撃ち合い、敗れた漏瑚の心象風景へと場面は移るのでした。
敗れた漏瑚の心象風景
漏瑚は心象風景にて、同じく敗死した花御(はなみ)と陀艮(だごん)に出会います。
心象風景であるためか、花御は普通に喋り、陀艮も呪胎の状態で「ぷぅー」としか話しません。
自分も敗れたことを謝る漏瑚に対し、まだ真人(まひと)がいる、と言う花御。
花御は真人について、次のように語ります。
花御の話
- 「人」が恐れ忌む「死」だが、その向こうにも「人」が佇(たたず)んでいる
- 「人」にとって「死」は鏡であり、真人はその鏡そのもの
- 真人はまだまだ強くなる
- だから漏瑚は真人を頭に据えたのだろう
それを聞いた漏瑚は、「再び生まれ落ちる時 我々はもう我々ではない それでもまた逢(あ)える日を心待ちにしているぞ」「我々こそ 真の人間だ」と答えます。
するとそこに、宿儺が現れました。
宿儺に称賛され、涙を流す漏瑚
漏瑚の心象風景に現れた宿儺は、「なんだオマエ 人間に成りたかったのか」と話し、次のように続けます。
宿儺の話
- 人間そのものではなく、人間の地位になりたかったのだろう
- それが分かってなお、下らない
- 人間も呪いも、寄り合いで自らの価値を計るため、皆弱く矮小(わいしょう)になっていく
- 漏瑚は五条悟に行く着くまで、打算も計画もなく、手あたり次第焼き尽くすべきだった
- 理想をつかみ取る"飢(う)え"が漏瑚には足りていなかった
それを聞いた漏瑚は、そうかもしれんな、と力なく答えます。
すると宿儺は、「だがまぁ 多少は楽しめたぞ」「人間 術師 呪霊 千年前戦(や)った中ではマシな方だった」と話し、「誇れ オマエは強い」と漏瑚を称賛しました。
漏瑚は呆然としてその言葉を聞き、目から涙があふれだします。
恐らく初めて泣いたのか、自分でも驚いた漏瑚は、「…何だこれは」とつぶやきました。
「さぁな 俺はそれを知らん」と宿儺が答えると、舞台は現実へと戻り、漏瑚はパチパチと音を立てながら燃え尽きてしまうのでした。
宿儺の元に現れた謎の人物、そして伏黒は…
燃え盛る炎の中、突如着物を着た呪詛師らしき人物が、「宿儺様 お迎えに参りました」と言って宿儺の後ろに現れました。
「誰だ」と言って振り向いた宿儺は、その顔を見て「裏梅か!!」と気付きます。
2人はかつて面識があったらしく、裏梅は「お久しうございます」と答えました。
一方、時刻は23時07分、重面(しげも)に不意を突かれて負傷した伏黒(ふしぐろ)は、気絶している様子で座り込んでいます。
その傍らで、何かを見上げながら恐怖する重面は、「ふざけんなよ!!」「起きろよ!!クソ術師!!」と叫ぶのでした。
呪術廻戦116話の登場キャラクター
呪術廻戦116話に登場しているキャラクターは以下の通りです。
116話登場キャラクター
- 虎杖悠仁/両面宿儺(いたどりゆうじ/りょうめんすくな)
- 漏瑚(じょうご)
- 花御(はなみ)
- 陀艮(だごん)
- 裏梅(うらうめ)
- 重面春太(しげもはるた)
- 伏黒恵(ふしぐろめぐみ)
呪術廻戦116話に登場した呪術(術式)
呪術廻戦116話に登場した呪術は以下の通りです。
使用者 | 呪術(術式) |
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両面宿儺 | 「■」「開」 |
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【呪術廻戦】117話あらすじ・ネタバレ【伏黒の奥の手、魔虚羅顕現!】
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